IT導入補助金(平成30年度)の最新情報
IT導入補助金が平成29年度に引き続き平成30年度でも公募されることが「確実」です。
実際の募集時期等の詳細は「予定」になりますが、あることは間違いないので積極的に準備して狙っていきたい補助金になります。
なぜなら、ものづくり補助金とは違い、幅広い業種で採択される可能性があり(ものづくり補助金はほぼ製造業のみ)きちんと申請すれば比較的通りやすい部類の補助金と当事務所では考えています。
平成29年度IT導入補助金の結果
1 一次募集
一次募集については平成29年1月27日~2月28日までという、ほぼ1ヶ月しか申請期間がありませんでした。
また、IT導入補助金は新しい補助金のため認知度が低く、申請数もそこまで多くなかったこともあり、一次募集については申請した企業は、ほぼ採択されたのではないか?と言われています。
通常、補助金の採択率は高くても40%程度で、低いものはでは5%を切るものもあります。
それらと比較するとIT導入補助金の一次募集は申請した企業にとってかなり良い補助金だったと言えます。
2 二次募集
一次募集に対して二次募集は、平成29年3月31日~6月30日までと3か月間の申請期間がありました。
IT導入補助金も公募が二度目ということと、申請期間も長くなったことから認知度も高まり、申請企業も推定で3倍以上になっていると思われます。※正式な企業数は公表されていません。
その結果として、採択率については約30%程度かそれを若干下回るくらいではないか?と言われています。
ただし、当事務所から申請された方は採択されましたし、創業の方でも充分に採択される補助金になります。
平成30年度IT導入補助金について(昨年度との変更点)
1 補助金の予算額
平成29年度予算 100憶円→平成30年度予算 500憶円
予算額は5倍に増額され、対象企業数も約1.4万社から約10倍の13.5万社の利用を想定しているとのことです。
2 補助上限額
平成29年度 100万円→平成30年度 50万円
1社あたりの補助上限額は減少しています。
ただ、創業の方であればあまり影響はない範囲かと思います。
3 補助率
平成29年度 かかった費用の2/3 → 平成30年度 かかった費用の1/2
補助率についても低下するため、補助金として受け取れる金額は減少します。
IT導入補助金の対象になるものとは?
具体的にどういった投資がIT補助金の対象になるのか?が気になる点かと思います。
フロント業務→ホームページ等
ミドル業務→顧客管理システム等のツール等
バックオフィス業務→会計、給与システムのツール等
例えば飲食業の場合だと
予約管理システム+タブレットレジ+クラウド会計
の組み合わせetc…
業種、業務ごとに変わってくるものにはなります。
IT導入補助金に詳しい専門家にご相談されることが良いと思います。
まとめ
当事務所では昨年度もIT導入補助金をお客様にご紹介させていただきました。
補助金は期間限定のものになるので、そこにタイミングが合うかどうか?という問題はありますが、借入と違い返済する必要のないお金になります。
うまく投資したいタイミングと合えば非常に有効なものになります。
当事務所では
業種別おすすめパッケージ
業務別パッケージ
創業支援パッケージ
など、対象の方の業種や状況に応じた内容をわかりやすくパッケージにしてご提案させていただく予定です。
これから創業される方、IT導入補助金にご興味のある方は一度当事務所までお気軽にご相談ください。